家で唐揚げを作ったのに、「衣がしんなりしてる」「お店みたいにカリッとしない」と悩んだことはありませんか?
唐揚げがカリっとしない原因は、揚げ油の温度や下味の付け方、衣の付け方など、いくつかのポイントにあります。
この記事では、現役和食料理人の経験をもとに、失敗してしまった時の対処法と家庭でも実践できるカリッとした唐揚げのコツを初心者向けにわかりやすく解説します。
カリカリにならなかった唐揚げの復活方法
すでに揚げた唐揚げがしんなりしてても、温め直すことでカリッとした食感をある程度復活させることができます。
トースターで温め直す
家庭で簡単なのは、オーブントースターを使う方法です。
唐揚げ同士が重ならないように並べて温めることで、衣に残った余分な水分を飛ばしやすくなります。
焦げやすいため、様子を見ながら加熱しましょう。
魚焼きグリルで温め直す
魚焼きグリルでも衣の水分を飛ばしてカリッとさせることができます。
火力が強いため、弱火〜中火程度で様子を見ながら温めるのがポイントです。
表面が焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせて調整しましょう。
もう一度油で揚げる
揚げた直後なのに衣がしんなりしている場合は、油の温度を上げて短時間だけ二度揚げする方法もあります。
180℃前後の油で30秒〜1分程度を目安に揚げ、表面の水分を飛ばします。
ただし、長く揚げすぎると鶏肉が硬くなるため注意してください。
電子レンジだけで温めるのはおすすめしない
電子レンジは手軽ですが、唐揚げから出た蒸気によって衣がさらにしんなりしやすくなります。
冷めた唐揚げの場合は、電子レンジで中を軽く温めてからトースターやグリルで表面を仕上げると、温め時間を短縮できかつカリッと仕上がります。。
唐揚げがカリカリにならない主な原因
油の温度が低すぎる
唐揚げがしんなりしてしまう最大の原因は油の温度不足です。
低温で揚げると衣が油を吸い込みやすくなり、重たい食感になります。
家庭では油の温度が分かりにくいため、揚げ物用の温度計があると温度管理がしやすくなります。特に唐揚げや天ぷらをよく作る方には便利です。

ポイント
- 170〜180℃を目安に揚げる
- 一度に入れすぎない
- 温度が下がったら少し待つ
衣が厚すぎる
片栗粉や小麦粉を付けすぎると、衣が均一に揚がらずしんなりすることがあります。
薄くまぶすくらいがちょうど良いです。

下味の汁気が多すぎる
漬け込み液が多いまま粉を付けると、衣が水分を吸ってしまいます。
軽く汁気を切ってから粉を付けましょう。
揚げたてを重ねない
揚げた唐揚げを重ねると蒸気で衣がしんなりしやすくなります。できるだけ間隔を空けて置くことで、カリッとした食感を保ちやすくなります。
カリカリに揚げるコツ
片栗粉を使う
片栗粉を多めにするとカリッとした食感になりやすくなります。
小麦粉とのブレンドでも美味しく仕上がります。
小麦粉1、片栗粉2の割合がおすすめです。
二度揚げする
一度170℃前後で火を通し、数分休ませてから180℃前後で30秒〜1分揚げると、よりカリッとします。
家庭でも簡単に実践できる方法です。
揚げたらすぐ網に上げる

キッチンペーパーに直接置くと蒸気で衣が湿りやすくなります。
網の上に置いて余分な油を落とすと、カリッと感が長持ちします。
美味しい唐揚げを作るチェックリスト
- 油の温度は170〜180℃
- 一度に揚げすぎない
- 汁気を切ってから粉を付ける
- 衣は付けすぎない
- 二度揚げする
- 揚げたら網で休ませる
唐揚げは家庭にある鍋でも十分作れますが、揚げ物をする機会が多い方は、専用の揚げ鍋があると便利です。深さがあり温度を保ちやすいものを選ぶと、唐揚げも安定して揚げやすくなります。
料理人目線で感じること
和食に限らず、飲食店で揚げ物はとても重要なポジションです。
私も揚げ場に入りたての頃は、唐揚げや竜田揚げがカリッとしなかったり、天麩羅がサクッとしなかったりでかなり悩みました。油の温度管理や衣の付け方を意識するようになってから、仕上がりが安定するようになりました。
何度も経験を重ねる中で、今回紹介したポイントが重要だと気付きました。
家庭でも少し意識するだけで、お店のようなカリッと食感に近づけることができます。
まとめ
唐揚げがカリっとしない原因は、油の温度や衣の付け方、下味の汁気などが大きく関係しています。
基本を押さえるだけで、家庭でもカリッとした美味しい唐揚げを作ることは十分可能です。
ぜひ今回紹介したポイントを参考に、自宅で理想の唐揚げ作りに挑戦してみてください。


コメント